鷲沢風穴(わしざわふうけつ)について

鷲沢風穴は昭和59年2月、地元民の協力により三遠洞くつ研究会(本部:愛知県豊橋市)が発見したもので、当時は現在のような規模をもつ洞窟とは全く予想もできませんでした。会員や地元民、浜松ケイビングクラブなどの力強い人たちの協力により、2年2か月に及ぶ手作業での発掘調査も大きな成果を得て終えることができました。
そして昭和61年4月26日に開洞。
現在は洞窟奥から心地よい風が吹き出る「風穴」として、また年間を通して洞内気温約15℃の、夏は涼しく冬は暖かい快適空間としても多くのメディアに取り上げられ、併設するキャンプ場・BBQ場とともに人気スポットとなっています。

ご利用案内

営業時間

毎週水曜日定休(祝日は営業、7月・8月は無休)
8:30~17:00(11月~2月は16:00まで)

入洞料金

大人600円子ども300円
※団体割引:大人500円/子ども200円

駐車場

普通車専用駐車場約20台
※大型車は入れません。マイクロバスサイズ以上の場合は事前にご相談ください。

風穴内のみどころ

こちらからダウンロードも可能です。入洞前に「鷲沢風穴洞内マップ」をご入手のうえ、ご覧になりながら探検されてはいかがでしょうか。

仕切り壁 カレンの広場 フレアテックペンダント 迷走水路 吹き抜け(地獄谷) 溶食十字水溝 柱石 胎内くぐり 地獄谷 水神の池 溶食條溝 四の滝(意見の滝) 親子滝 一の滝 水平天井 階段形ノッチ 水平天井
仕切り壁 左の洞窟から入ると正面に見られる岩を仕切り壁といます。
カレンの広場 カレンとは、普通地上で見られる溶食形態のことです。地上のものとは違って大変美しいものです。
フレアテックペンダント 本洞と支洞とが、交差するところのペンダント群は大きな見所です。巨大さは、自然が織りなす芸術品として、高く評価されています。
迷走水路 巨大ペンダントの反対側から、溶食十字溝へ蛇行して延びる総延長15m程の小洞窟は、行き先を失った水がこのような形で迷走してできたものと思われます。
溶食十字水溝 石灰岩の床にできている大変珍しい水溝で、全国的に見ても価値の高いものであると評価されています。
柱石 柱石は石灰岩の母岩の一部分で、溶かされず残ったものです。
胎内くぐり 柱石の先、階段手前の洞道沿いに短い洞くつがあります。はいつくばって、ほふく前進すれば、探検家の気分です。
地獄谷 二階と呼ばれる所に大きく不気味な口を開けている深い所が地獄谷です。
水神の池 この池にある広間は相当長い年月をかけて地下水が滞留して飽和水帯をつくり、このような広い空間と真っ平らな床を作り上げたのです。
溶食條溝 洞壁に刻まれている縦の筋、これを溶食條溝といって洞壁を伝わって
流れた水によって作られた溝で曲線美が印象に残ります。
洞内滝 滝の間に3箇所の滝があり、その下には見えないが、水が流れ落ちる音がする4箇所目の滝があります。
水平天井 鷲沢風穴第一の特徴が水平天井。見渡す限り真っ平らな天井の岩盤。また、その天井を飾る凹凸をバドースペンダントと呼びます。
吹き抜け(地獄谷) 一階と呼ばれる部分へとつながる空間です。
階段状ノッチ ノッチとは、かつての水流を示す痕跡のことで通常は湾曲するのですが、この形状は全国的に珍しい階段形です。

左の洞窟から入ると正面に見られる岩を仕切り壁といます。

カレンとは、普通地上で見られる溶食形態のことです。地上のものとは違って大変美しいものです。

本洞と支洞とが、交差するところのペンダント群は大きな見所です。巨大さは、自然が織りなす芸術品として、高く評価されています。

巨大ペンダントの反対側から、溶食十字溝へ蛇行して延びる総延長15m程の小洞窟は、行き先を失った水がこのような形で迷走してできたものと思われます。

石灰岩の床にできている大変珍しい水溝で、全国的に見ても価値の高いものであると評価されています。

一階と呼ばれる部分へとつながる空間です。

柱石は石灰岩の母岩の一部分で、溶かされず残ったものです。

柱石の先、階段手前の洞道沿いに短い洞くつがあります。はいつくばって、ほふく前進すれば、探検家の気分です。

この池にある広間は相当長い年月をかけて地下水が滞留して飽和水帯をつくり、このような広い空間と真っ平らな床を作り上げたのです。

この池にある広間は相当長い年月をかけて地下水が滞留して飽和水帯をつくり、このような広い空間と真っ平らな床を作り上げたのです。

洞壁に刻まれている縦の筋、これを溶食條溝といって洞壁を伝わって 流れた水によって作られた溝で曲線美が印象に残ります。

滝の間に3箇所の滝があり、その下には見えないが、水が流れ落ちる音がする4箇所目の滝があります

鷲沢風穴第一の特徴が水平天井。見渡す限り真っ平らな天井の岩盤。また、その天井を飾る凹凸をバドースペンダントと呼びます。

ノッチとは、かつての水流を示す痕跡のことで通常は湾曲するのですが、この形状は全国的に珍しい階段形です。

鷲沢風穴からのお願い

服装

風穴内では常に“頭上注意”です。受付でヘルメットを無料貸し出ししていますので、必ず着用してください。また、足元が滑りやすく、段差もありますので、予めスニーカーなどのご着用をお願いします。

臨時休業について

風穴内に雨は降りませんが、天候によっては濁った水が多めに滴る場合があります。足元の状況も悪くなるため、安全のために休業する場合があります。

風穴内のご案内

風穴内にガイドは同行しません。案内看板も最小限に配置していますので、入洞前に風穴内の案内マップをダウンロードされることをおすすめしています。

ペットについて

ペット同伴での入洞ご希望の方は受付でお申し出ください。
ただし、動物が苦手な方への配慮のため、ペット同伴での入場をお待ちいただく場合がございます。また、ペット入洞中の場合は、続いて入洞される方へペット入洞中の旨をお伝えしています。

たばこについて

風穴内は全面禁煙です。おたばこは指定の喫煙コーナーにてお願いいたします。

ゴミ・投げ銭

ゴミは必ずご自身でお持ち帰りください。また、風穴内での投げ銭もご遠慮ください。お賽銭につきましては風穴入り口の賽銭箱へお願いいたします。

採石・破損

風穴は長い時間をかけて地球が作り上げた貴重な自然遺産です。採石をしたり、傷つけることが無いようにお願いいたします。

トイレについて

風穴内にトイレはありません。売店横にトイレがございますので、そちらをご利用ください。

飲酒について

飲酒されての入洞はお断りしています。また、洞内で大きな声を出されるなど他のお客様のご迷惑となる場合や、コウモリの生態に影響を及ぼすと判断された場合、お声かけさせていただく事があります。

飲食について

風穴内は飲食禁止です。

車いす・ベビーカー

風穴内には段差や階段、部分的には狭路もございます。車いすやベビーカーでの入洞には対応しておりませんのでご了承ください。

再入場について

入場券の半券をお持ちであれば当日中は何度でも再入場が可能です。ただし、入場券をご購入いただいたご本人のみに限ります。

アクセス

E1A 新東名高速道路「浜松SA」スマートインターより約7.5km(車で12~15分)